私は過去に、サイトアフィリエイトで月100万円を達成したことがあります。
当時の私は、すでに会社を辞めて専業アフィリエイターとして活動していました。
朝は8時ごろに起き、朝ご飯を食べる。
健康のためにジムへ行く。
昼食を済ませたら、自宅でテレビを見ながら作業する。
日が暮れたら夕食を食べ、シャワーを浴び、眠くなるまでまた作業する。
誰にも縛られない自由がありました。
会社に行く必要もない。
上司に指示されることもない。
自分の時間を、自分で使える。
当時の私は、「これで人生を変えられる」と本気で思っていました。
しかし、その成功は長く続きませんでした。
Googleアップデートの影響でアクセスが急落し、月100万円を超えていたアフィリエイト収入は、わずか数か月で大きく落ち込みました。
この記事では、私がアフィリエイトで月100万円を達成するまでの流れ、そこから転落した理由、そして今なぜ「少額資産形成」をすすめているのかを書きます。
これは成功自慢ではありません。
むしろ、これから副業や投資を始めたい人にこそ読んでほしい、私自身の失敗談です。
- 2007年、私はアフィリエイトを始めた
- 月1万円まで1年、月100万円まで4年かかった
- 月100万円を達成したとき、私はすでに会社を辞めていた
- 月100万円を達成しても、喜びを分かち合える人はいなかった
- 一番稼いでいたのはウォーターサーバーのサイトだった
- 絶頂期は10サイト、200〜300記事ほどだった
- ある朝、アクセス解析を見て異変に気づいた
- 今までのやり方が完全に通用しなくなった
- 収入が落ちたことより、積み上げたものが崩れたことがきつかった
- 資金が尽きる前に、私は再就職を選んだ
- それでも、自由な働き方を諦めきれなかった
- 投資で学んだのは「大きく勝つこと」より「大きく負けないこと」
- 積立投資で感じた、再現性のある資産形成
- なぜ今、暗号資産・ブロックチェーンについて発信するのか
- 初心者がやりがちな2つの失敗
- 私が伝えたい資産形成の考え方
- 当時の自分に言いたいこと
- 独立したい人に伝えたいこと
- まずは、小さな一歩から始めよう
- まとめ:成功した瞬間こそ、謙虚に足元を固める
- 注意書き
2007年、私はアフィリエイトを始めた
私がアフィリエイトを始めたのは、2007年です。
最初に作ったのは、ビジネススキルに関するサイトでした。
本で学んだことをまとめたようなサイトです。
ただ、そのサイトはまったく稼げませんでした。
今振り返ると当然です。
自分の経験も薄く、読者が何に悩んでいるのかも深く考えられていなかったからです。
「勉強したことをまとめれば、誰かが読んでくれるだろう」
当時は、そんな感覚だったと思います。
実際に初めて稼げたのは、記憶術の情報商材を紹介するサイトでした。
そこから少しずつジャンルを広げていきました。
記憶術、FX、ウォーターサーバー、脱毛エステ、痩身エステ、債務整理、アパレル、インターネットプロバイダなど、さまざまなジャンルに展開しました。
今よりも、かなり幅広くサイトを作っていました。
月1万円まで1年、月100万円まで4年かかった
アフィリエイトは、始めてすぐに稼げたわけではありません。
成果が出るまでには時間がかかりました。
月1万円を達成するまでに、約1年。
月10万円までに、約2年。
月50万円までに、約3年半。
月100万円までに、約4年。
今の感覚だと、かなり時間がかかっているように見えるかもしれません。
でも、当時の私にとって、最初の月1万円は大きな希望でした。
「ネットで本当にお金が発生するんだ」
そう実感できたからです。
そこから少しずつ成果が伸び、4年ほどかけて月100万円に到達しました。
月100万円を達成したとき、私はすでに会社を辞めていた
月100万円を達成したとき、私はすでに会社を辞めていました。
退職のきっかけは、会社の分裂でした。
社内でいろいろな問題が起きていました。
しかし、その問題を解決できない経営者に嫌気がさしていました。
それに加えて、当時の私はアフィリエイトである程度の手応えを感じていました。
「もっと時間をかければ、生活できるくらいは稼げる」
そう思っていました。
そして何より、自由な時間が欲しかった。
会社に縛られず、自分の力で収入を作りたかったのです。
月100万円を達成しても、喜びを分かち合える人はいなかった
月100万円を達成したとき、私はこう思いました。
「やっと目標を達成できた」
「先に稼いでいたアフィリ仲間に、やっと追いつけた」
「これで次のステップへ行ける」
大きな達成感がありました。
しかし同時に、誰ともその喜びを分かち合えない寂しさもありました。
専業アフィリエイトは、基本的に一人での作業です。
朝起きて、アクセス解析を見る。
記事を書く。
広告の成果を見る。
サイトを修正する。
その繰り返しです。
自由はありました。
でも、孤独もありました。
だからこそ、たまに来る飲み会の誘いがとても嬉しかったことを覚えています。
一番稼いでいたのはウォーターサーバーのサイトだった
当時、一番稼いでいたのはウォーターサーバーのサイトでした。
そのサイトでは、実際に自分でウォーターサーバーを契約し、使用感などを掲載していました。
今振り返ると、このサイトが伸びた理由はシンプルです。
実際に使っていたからです。
単に情報をまとめるだけではなく、自分が使った感想を書いていた。
だから、読者にも伝わる部分があったのだと思います。
当時は今ほど「実体験が大事」と強く言われていたわけではありません。
それでも、やはり実際に使った人の言葉には力がありました。
絶頂期は10サイト、200〜300記事ほどだった
絶頂期の月収は、100万円を少し超えるくらいでした。
ただし、その状態が長く続いたわけではありません。
継続できたのは、3か月ほどです。
当時は10サイトほど運営していました。
記事数は全部で200〜300記事くらいだったと思います。
今の基準で見ると、かなりスカスカのサイトでした。
それでも稼げていました。
当時のSEOは、今よりも単純な面がありました。
相互リンクなども、比較的安全だと言われていた時期がありました。
私もその流れに乗っていました。
しかし、そのやり方は長く続きませんでした。
ある朝、アクセス解析を見て異変に気づいた
転落の始まりは、ある朝でした。
いつものように家でアクセス解析を見ました。
最初は、たまにある順位の揺れくらいだと思いました。
「少し下がっているな」
「でも、また戻るだろう」
最初の1〜2日は、その程度に考えていました。
しかし、アクセスは戻りませんでした。
毎日乱高下しながら、どんどん下がっていきました。
数日で、どのサイトもアクセスが10分の1以下になっていきました。
タイミングに2〜3日のズレはありましたが、ほぼ全サイトが同じように落ちました。
何が起きているのかわかりませんでした。
私は何度もアクセス解析を見ました。
見ても数字が戻るわけではありません。
それでも見てしまう。
何もできない無力感がありました。
今までのやり方が完全に通用しなくなった
数日すると、世間でもアップデートの情報が出回り始めました。
そこで分かったのは、今まで比較的安全だと言われていた相互リンクが、ペナルティの対象になっているということでした。
その瞬間、本当の絶望が来ました。
一時的な順位変動ではない。
自分のやり方そのものがアウトになった。
そう分かったからです。
それまで1年以上かけて積み上げてきたものが、無に帰ったように感じました。
上り始めた階段が、突然崩れ落ちたような感覚でした。
収入が落ちたことより、積み上げたものが崩れたことがきつかった
もちろん、収入が落ちたことは大きな問題でした。
当時の貯金では、半年程度は持ちこたえられる状況でした。
しかし、精神的に一番きつかったのは、お金そのものではありません。
それまで積み上げたものが、全部崩れたように感じたことです。
またゼロから始めなければならない。
しかも、立て直すためには、自分が一番苦手としていた文章作成やコンテンツの作り込みに向き合わなければならない。
その現実を突きつけられました。
今なら分かります。
私は、コンテンツ重視の流れが来ていることに気づいていました。
でも、目を背けていました。
自分が苦手だったからです。
資金が尽きる前に、私は再就職を選んだ
アクセスが激減した後、私は迷いました。
立て直すのが先か。
資金が底をつくのが先か。
挑戦するのが怖くなりました。
そんなタイミングで、友人から就職の誘いがありました。
私は再就職を決めました。
そのときの気持ちは、とにかく収入を確定したいという必死さでした。
就職できたときは、安堵しました。
ただ、完全に諦めたわけではありません。
「副業でやり直す」
そう思っていました。
それでも、自由な働き方を諦めきれなかった
再就職したあとも、私はアフィリエイトを完全に諦めたわけではありませんでした。
一度はネットで稼げた。
会社に縛られず、自分の力で収入を作れた。
その経験があったからこそ、自由な働き方を諦めきれませんでした。
ただ、同時に痛感していたこともあります。
以前のようなスカスカのサイトでは、もう通用しないということです。
これからもう一度やり直すなら、大量のコンテンツを作る必要がある。
そのためには、もっと多くの情報を短時間で吸収しなければならない。
そう考えて、私は速読も学びました。
単に本を早く読むためではありません。
もう一度、自分の力で収入を作るために、インプットの速度を上げたかったのです。
投資で学んだのは「大きく勝つこと」より「大きく負けないこと」
アフィリエイトで転落した後、私は投資についても学ぶようになりました。
そこで、投資で財を成した方の話を聞く機会があり、考え方が大きく変わりました。
ビジネスは、稼ぎ続けるのが難しい。
才能や時代の流れ、運の要素も大きい。
でも投資は、才能がなくても続けることができる。
もちろん、投資にもリスクはあります。
一発逆転を狙えば、簡単に資金を失います。
だからこそ、投資で大事なのは「守り」だと思うようになりました。
大きく勝つことより、大きく負けないこと。
感情が揺れる金額を投資しないこと。
退場しない金額で続けること。
これは、アフィリエイトで転落した経験ともつながっています。
一時的に大きく稼げても、土台が弱ければ崩れます。
投資も副業も、最後に残るのは「続けられる仕組み」だと思います。
積立投資で感じた、再現性のある資産形成
その後、私は投資信託の積立を続けるようになりました。
実際に続けてみて感じたのは、積立投資はやり方を大きく間違えなければ、誰でも結果を出せる可能性があるということです。
短期間で大きく稼ぐ方法ではありません。
でも、余剰資金でコツコツ続ける。
感情が揺れない金額で積み立てる。
相場が下がっても退場しない。
この形であれば、特別な才能がなくても続けやすい。
アフィリエイトやFXで味わったような大きな浮き沈みとは違い、積立投資には「時間を味方につける感覚」がありました。
だから今の私は、いきなり暗号資産に大金を入れることをすすめたいわけではありません。
まずは、インデックスファンドなどの積立を資産形成の土台にする。
そのうえで、余剰資金の一部として暗号資産に触れる。
これくらいの距離感が、会社員には現実的だと思っています。
なぜ今、暗号資産・ブロックチェーンについて発信するのか
私が今、暗号資産やブロックチェーンのサイトを作っている理由は、単に報酬単価が高いからではありません。
これから広がっていく技術に触れてみたい。
その将来性に、少しだけ乗ってみたい。
そう思ったからです。
ただし、昔のように一発逆転を狙っているわけではありません。
暗号資産は、大きく増える可能性がある一方で、大きく下がる可能性もあります。
だから、生活費を入れるものではない。
借金して買うものでもない。
家族のお金を危険にさらしてまでやるものでもない。
あくまで余剰資金で、退場しない金額でコツコツ触れる。
これが、今の私の考え方です。
昔の私は、成功すればいろいろなものが手に入ると思っていました。
でも今は違います。
家族ができたことで、お金の意味が変わりました。
自分一人が自由になるためではなく、分かち合える家族の未来のために資産を築きたい。
その思いが、今の発信の土台にあります。
初心者がやりがちな2つの失敗
副業でも投資でも、初心者がやりがちな失敗があります。
1つは、いきなり大金を稼ごうとすることです。
すぐに月10万円稼ぎたい。
短期間で資産を何倍にもしたい。
今の生活を一気に変えたい。
気持ちは分かります。
私もそうでした。
でも、その焦りは判断を狂わせます。
もう1つは、目先の小さなリスクを怖がりすぎて、最初の一歩を踏み出せないことです。
副業でも投資でも、完全にリスクゼロで始めることはできません。
大事なのは、人生が壊れるようなリスクを取らないことです。
月500円でもいい。
月1,000円でもいい。
小さく始めて、経験を積む。
最初から大きく勝とうとするのではなく、退場しない範囲で始める。
これが、私が今いちばん伝えたいことです。
私が伝えたい資産形成の考え方
私が読者に伝えたい資産形成は、派手なものではありません。
余剰資金で始める。
感情が揺れない金額で続ける。
まずはインデックスファンドなどの長期積立を土台にする。
暗号資産は、そのうえで余裕資金の一部として触れる。
副業も、いきなり大きく稼ごうとせず、小さく試す。
この考え方です。
アフィリエイトで月100万円を達成した経験。
Googleアップデートで転落した経験。
投資で失敗した経験。
積立投資で手応えを感じた経験。
それらを通じて、私は「一発逆転」よりも「退場しないこと」の大切さを学びました。
だからこそ、今このサイトでは、会社員でも家計を壊さずに始められる資産形成や副業について発信しています。
当時の自分に言いたいこと
当時の自分に一言だけ伝えられるなら、こう言います。
苦手なことから目を背けるな。
私は、文章作成やコンテンツの作り込みが得意ではありませんでした。
だから、そこから逃げていました。
でも、ユーザーにとって本当に価値のあるサイトを作るには、そこから逃げてはいけなかった。
検索エンジンの流れも、ユーザーに役立つコンテンツを評価する方向へ進んでいました。
その変化に気づいていたのに、向き合わなかった。
それが最大の失敗だったと思います。
独立したい人に伝えたいこと
これから副業やアフィリエイトで独立したい人に、伝えたいことがあります。
何が起きても、最後は自己責任です。
もちろん、人脈に助けられることもあります。
私も、友人の誘いがあったから再就職できました。
でも、その人脈も含めて、自分の力です。
そして、人脈は傲慢な人間には残りません。
成功したときこそ、自分を見つめ直す必要があります。
自分は傲慢になっていないか。
今の成功がずっと続くと思い込んでいないか。
ユーザーのことを本当に考えているか。
苦手なことから逃げていないか。
成功した瞬間ほど、足元を見るべきです。
収入が伸びたときほど、土台を固めるべきです。
その土台がなければ、次のステップには進めません。
まずは、小さな一歩から始めよう
この記事を読んでいる方の中には、
「いつか副業を始めたい」
「投資を始めたいけど怖い」
「将来のお金が不安」
「でも、何から手をつければいいかわからない」
という方もいると思います。
私が伝えたいのは、最初から大きく変えようとしなくていいということです。
まずは家計を見直して、余剰資金を作る。
証券会社の口座を開設する。
月500円でもいいから積立を始める。
副業なら、まず1記事書いてみる。
まず1投稿してみる。
小さな一歩で構いません。
大事なのは、何もしないまま不安だけを抱え続けないことです。
私自身、成功も失敗も経験しました。
だからこそ今は、派手な成功法則ではなく、会社員でも家族を守りながら続けられる現実的な資産形成を発信しています。
一発逆転ではなく、退場しない一歩を。
そこから始めていきましょう。
まとめ:成功した瞬間こそ、謙虚に足元を固める
私はアフィリエイトで月100万円を達成しました。
でも、その成功は長く続きませんでした。
Googleアップデートによってアクセスが激減し、収入も大きく落ちました。
原因は、外部環境だけではありません。
自分が苦手なことから逃げていたこと。
コンテンツ重視の流れに向き合わなかったこと。
目先の成功に、どこかで甘えていたこと。
それらが重なった結果だったと思います。
だから今、独立したい人にはこう伝えたいです。
成功しても、それが続くと思わないこと。
成功した瞬間こそ、謙虚に足元を見つめ直すこと。
ユーザーのためになるものを作る姿勢を忘れないこと。
アフィリエイトも、副業も、投資も、うまくいく時期はあります。
でも、本当に大事なのは、うまくいった後です。
その成功を土台にできる人だけが、次のステップに進めるのだと思います。
注意書き
本記事は、筆者自身の経験と一般的な資産形成の考え方を紹介するものです。特定の金融商品、投資信託、株式、暗号資産の購入・売却・保有を推奨するものではありません。投資には元本割れなどのリスクがあります。投資判断は、ご自身の責任で行ってください。

