■ 用語ミニ辞書(FAQ形式:10語)

● 暗号資産(仮想通貨)

ブロックチェーン上で発行・管理されるデジタル資産で、法定通貨ではないが取引や保有によって利益が発生する。


● 損益計算

売却額から取得費や手数料などを差し引いて、最終的な利益(所得)または損失を算出する作業。


● 総平均法

すべての取得額を合計し総数量で割って平均単価を出し、売却時の損益を計算する方法(年ごとに一括計算)。


● 移動平均法

取引のたびに平均単価を更新して損益を計算する方法(実務負担は重いが精度が高い)。


● 課税タイミング

利益が確定した時点(売却・交換・使用・報酬受領)で所得とみなされ、税金の対象になるタイミング。


● ステーキング

保有するEthereumなどをネットワークに預けて報酬を得る仕組みで、報酬を受け取った時点で課税対象


● レンディング

保有する暗号資産を貸し出して利息のような報酬を得る仕組みで、受領時点で雑所得として計上する。


● NFT

ブロックチェーン上で唯一性を証明されたデジタル資産で、売却時やロイヤリティ受領時に所得が発生する。


● DeFi(分散型金融)

中央管理者を持たない金融サービスで、利回りやスワップなどの取引利益は受領時に課税される。


● 国税庁計算書

日本の税務当局が提供する、総平均法や移動平均法に対応した損益計算用のエクセルファイル。

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