● 暗号資産(仮想通貨)
ブロックチェーン上で発行・管理されるデジタル資産で、法定通貨ではないが取引や保有によって利益が発生する。
● 損益計算
売却額から取得費や手数料などを差し引いて、最終的な利益(所得)または損失を算出する作業。
● 総平均法
すべての取得額を合計し総数量で割って平均単価を出し、売却時の損益を計算する方法(年ごとに一括計算)。
● 移動平均法
取引のたびに平均単価を更新して損益を計算する方法(実務負担は重いが精度が高い)。
● 課税タイミング
利益が確定した時点(売却・交換・使用・報酬受領)で所得とみなされ、税金の対象になるタイミング。
● ステーキング
保有するEthereumなどをネットワークに預けて報酬を得る仕組みで、報酬を受け取った時点で課税対象。
● レンディング
保有する暗号資産を貸し出して利息のような報酬を得る仕組みで、受領時点で雑所得として計上する。
● NFT
ブロックチェーン上で唯一性を証明されたデジタル資産で、売却時やロイヤリティ受領時に所得が発生する。
● DeFi(分散型金融)
中央管理者を持たない金融サービスで、利回りやスワップなどの取引利益は受領時に課税される。
● 国税庁計算書
日本の税務当局が提供する、総平均法や移動平均法に対応した損益計算用のエクセルファイル。