ランキングの評価基準
- コスト総合力:板の手数料(Maker/Taker)、販売所スプレッド、日本円の入出金・暗号資産送金。
- 使いやすさ:アプリUI/UX、注文までの導線、サポートの分かりやすさ。
- 対応通貨:主要~話題銘柄のカバー範囲、ネットワークの扱い。
- 周辺サービス:積立、貸暗号資産、レバレッジ、即時入出金など。
- 安心感:運営基盤、セキュリティ(2FA/コールド管理/マルチシグ等)。
第1位 bitbank|板取引&低コストの総合力
特徴
- 板取引中心で低コスト(Makerにリベート水準を提示することが多い)。
- アプリは情報量が多く、慣れるとスピード注文もしやすい。
- 取り扱い銘柄は国内上位クラス、ネットワーク対応も拡充傾向。
メリット・デメリット
- ◯ 板取引の手数料が優秀、短~中期の売買に強い。
- ◯ 送金向き通貨(XRP/XLM等)が揃い、外部送金コストを抑えやすい。
- △ UIは情報量が多く、初心者は最初やや学習が必要。
手数料・対応通貨(要点)
項目 | 水準・条件 | 補足 |
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板取引手数料 | Maker リベート(例:–0.02%)/Taker 0.12% 目安 | 銘柄・条件で変動 |
販売所スプレッド | 中~狭め | 相場により変動 |
日本円入金 | 無料 | 振込手数料は自己負担 |
日本円出金 | 3万円未満 550円/3万円以上 770円 | 金額帯で異なる |
暗号資産送金 | 銘柄別(例:BTC 0.0006 BTC) | ネットワーク状況で変動 |
対応通貨 | 国内上位クラス | 最新は公式で確認 |
第2位 Coincheck|アプリの使いやすさNo.1
特徴
- 直感的なアプリで初心者が迷いにくい導線。
- 国内最多クラスの銘柄数、積立・NFTなど周辺も充実。
メリット・デメリット
- ◯ UIが秀逸、銘柄が多く分散しやすい。
- ◯ ユーザー間送金無料(同社内)。
- △ 販売所スプレッドは広め、日本円出金は407円/回の固定。
手数料・対応通貨(要点)
項目 | 水準・条件 | 補足 |
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板取引手数料 | 多くの銘柄で0%(一部Taker 0.1%等) | 銘柄で差 |
販売所スプレッド | 広め | 相場で変動 |
日本円入金 | 銀行振込:無料/コンビニ・クイック:770円~1,018円等 | 区分あり |
日本円出金 | 407円/回 | 固定手数料 |
暗号資産送金 | 銘柄別(例:BTC 0.0005 BTC) | 同社内送金は無料 |
対応通貨 | 30銘柄以上 | 最新は公式で確認 |
第3位 GMOコイン|入出金無料&サービス充実
特徴
- 提携銀行の即時入金無料・日本円出金無料(大口除く)。
- 板取引は基本0%ベース(例外あり)、販売所も相対的にスプレッドが狭め。
- レバレッジ2倍、積立・貸暗号資産など周辺も充実。
メリット・デメリット
- ◯ フィアット入出金の固定費が安い。
- ◯ 板の手数料優遇で短中期の売買に強い。
- △ UIは情報量が多く、最初はやや慣れが必要。
手数料・対応通貨(要点)
項目 | 水準・条件 | 補足 |
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板取引手数料 | 基本0%(Maker –0.01%/Taker 0.03%の例も) | 通貨で例外あり |
販売所スプレッド | 相対的に狭め | 相場で変動 |
日本円入金 | 即時入金無料(提携) | 振込は銀行手数料自己負担 |
日本円出金 | 無料(大口は400円) | 条件あり |
暗号資産送金 | 多くが無料(ネットワーク実費は別) | 銘柄・状況に依存 |
対応通貨 | 22~28銘柄レンジ | 最新は公式で確認 |
第4位 bitFlyer|老舗の安心感と板流動性
特徴
- 老舗ならではの板の流動性とユーザー基盤。
- 販売所と板の両方に対応、積立・ポイント連携も。
メリット・デメリット
- ◯ 板の出来高が安定、主要通貨の売買がしやすい。
- ◯ 口座開設~入金の導線がシンプル。
- △ 手数料体系はペア・方式で変動、販売所はスプレッドに注意。
手数料・対応通貨(要点)
項目 | 水準・条件 | 補足 |
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板取引手数料 | 0.01%~0.15%(ペアで異なる) | 公式手数料表を要確認 |
販売所スプレッド | 中程度 | 相場で変動 |
日本円入金 | 銀行振込:無料(自己負担)/コンビニ・クイック:330円~ | 方法で異なる |
日本円出金 | 3万円未満 220円/3万円以上 440円 | 手数料帯あり |
暗号資産送金 | 銘柄別 | ネットワーク状況で変動 |
対応通貨 | 20銘柄前後 | 最新は公式で確認 |
第5位 SBI VCトレード|手数料優遇とグループ基盤
特徴
- 板取引でMaker –0.01%/Taker 0.05%水準(例)。
- 日本円の入出金が無料(条件あり)。
- SBIグループの銀行・証券連携が強み。
メリット・デメリット
- ◯ フィアット固定費が安く、資金移動の出入りがしやすい。
- ◯ 板の手数料も良好、積立など周辺も拡充。
- △ 取扱銘柄は多いが、ニッチ通貨の網羅性は要確認。
手数料・対応通貨(要点)
項目 | 水準・条件 | 補足 |
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板取引手数料 | Maker –0.01%/Taker 0.05% 目安 | 銘柄で差 |
販売所スプレッド | 中~狭め | 相場で変動 |
日本円入金 | 無料 | 銀行の振込手数料は自己負担 |
日本円出金 | 無料 | 条件あり |
暗号資産送金 | 銘柄別 | ネットワーク状況で変動 |
対応通貨 | 30銘柄超(目安) | 最新は公式で確認 |
主要5社の比較表(手数料・入金・対応通貨)
項目 | bitbank | Coincheck | GMOコイン | bitFlyer | SBI VCトレード |
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板取引手数料 | Maker リベート/Taker 0.12% 目安 | 多くは0%(一部Taker 0.1%等) | 基本0%(例外あり) | 0.01%~0.15%(ペア差) | Maker –0.01%/Taker 0.05% 目安 |
販売所スプレッド | 中~狭め | 広め | 相対的に狭め | 中程度 | 中~狭め |
日本円 入金 | 無料(振込手数料は自己負担) | 銀行無料/コンビニ・クイック有料 | 即時入金無料(提携) | 銀行無料/コンビニ・クイック330円~ | 無料 |
日本円 出金 | 3万円未満 550円/3万円以上 770円 | 407円/回 | 無料(大口400円) | 3万円未満 220円/3万円以上 440円 | 無料 |
暗号資産 送金 | 銘柄別(例:BTC 0.0006 BTC) | 銘柄別(例:BTC 0.0005 BTC) | 多くが無料(実費別) | 銘柄別 | 銘柄別 |
対応通貨数(目安) | 国内上位クラス | 30+ | 22~28 | 20前後 | 30+ |
レバレッジ | — | — | 最大2倍 | 最大2倍 | —(先物/CFD等は別枠) |
初心者の使いやすさ | ★★★★☆(慣れると速い) | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
※表の数値・条件は変更される場合があります。必ず最新の公式ページ(手数料・入出金・対応通貨)をご確認ください。
初心者のチェックポイント
- 最初は販売所より板取引を理解:販売所は手軽だがスプレッドがコストに。
- 入出金の固定費を把握:少額を頻繁に出し入れするなら固定手数料が安い所が有利。
- 送金通貨の選定:XRP/XLM/ADAなどネットワーク手数料が低い銘柄の活用。
- 積立や自動買付:ドルコスト平均法で価格変動リスクを平準化。
よくある質問(FAQ)
初心者に最も使いやすい取引所は?
アプリの使いやすさ重視ならCoincheck、コスト重視ならbitbankやGMOコインも有力です。
入出金コストをなるべく抑えたい
GMOコインやSBI VCトレードは日本円入出金が無料(条件あり)で有利です。
外部ウォレットに安く送るには?
送金手数料の低い通貨(XRP/XLMなど)に両替して送金する方法がよく使われます(価格変動に注意)。